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「いのちのあかし」対話者個人考察記録①

  • 執筆者の写真: たん たん
    たん たん
  • 5月12日
  • 読了時間: 3分

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ここではあえて、私個人がこの企画で得たことについて遺していきます。パビリオンについてはこちら、または公式HPまで。

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毎日、対話について研究する中で


「なぜ私は対人関係が苦手なのか」が少し分かってきた。


相手に「嫌われたくない」という事実は

とっくに認識済みだが、

この結論だけでは、解決しない気がしていた。


対話を何度か実践させていただく中で

“上っ面の会話”に楽しさを見出せない事に気づいた。


人は社会で円滑に生きる為に

(相手に不快な思いをさせないためには)

上っ面の会話を強いられる。

私はこれがすこぶる嫌いである。


とはいえ、真理をついてばかりいられないので

当然微妙に嘘というか、

真意に沿わない話しをせねばならず

(丸々尊重できないという不出来な人格もあるのだが)

私にとってそれは、それが本当にしんどいくて、

つまらない。


すると、集中力が“著しく”減る。

で、私は聴覚情報処理能力が少し弱いらしく

集中力が散漫になると、相手の話しがほとんど聞こえない。

音は聞こえるが、内容がまったく入ってこないのだ。

また、話していても突然、話の内容が全て消える事がある。


この現象は昔からあったが、さほど気にしておらず

「あ、聞いてませんでした!」と笑をとってやり過ごしていた。


私は、情報が多すぎる(興味のない上っ面の会話)(緊張して内心が不安定パニックになる)(相手の言葉に1つ引っかかるとその事から考えが派生する)と、集中力が減り、話しが入ってこない。益々上っ面の会話になってしまう。


結局、「会話」ではなく「対話」をしなければ

私にとっては無価値(何も生まれない)と言う事を

私は(身体は)知っているのだと分かった。


ただもちろん、物理的に脳に障害があるかもしれない。

(小中学校で授業が聞けなかったのはこのせいもしれないが)

けれど集中さえすれば、逆にものすごいキャッチできるので

おそらく改善できることだと思う。


すごい館だぞ! 「いのちのあかし」


分かったとて、クセはなかなか抜けないもので、

ついつい、上っ面の会話になり、ちーんとなって

しまうので


“自分を取り戻す”よう、毎日模索しています。


是非、大阪万博で「対話」を、体験してみてください。


※日によって我々対話者は変わります。

※一般対話者として選ばれるのはランダムです。


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